鬼レモン(アルコール度数9%)
レモン1.5個分・果汁17%という果汁を使用したガツンとくる味わいのストロング系レモンサワー。
飲み屋でレモンサワーに求めているのはこれだよな〜と納得してしまうしっかりとした味わいで、雑な飲み屋で出てくるよく分からないレモンサワーよりも美味しいです。
甘さもそれなりにありますが、全体的なバランスが取れているせいか決して甘ったるくはありません。レモン1.5個分という果汁感とアルコール度数9%という高い度数で、ジューシーでありつつも飲みごたえのあるレモンサワーに仕上がっています。
塩レモン(アルコール度数7%)
鬼レモンと比べるとレモン感は薄く、それでいて塩が少し効いている感じ。
また甘さや炭酸も控えめで檸檬堂シリーズの中で一番食事に合わせやすい印象を感じました。
綺麗にまとめればレモンが塩で引き締まってスッキリとした味わいです。個人的には食事のお供には◎、レモンサワー単体で酒を楽しむのであれば○そんな感じの優等生的なお酒でした。
はちみつレモン(アルコール度数3%)
最後ははちみつレモン味。
名前の通りはちみつ感がしっかりと伝わってきて、レモンの酸っぱさとはちみつの甘さが調和して、甘いけどレモン感もあるお酒に仕上がっています。
バランスとしてははちみつが強く甘さを強調した味わいに仕上がっていますが、アルコール度数3%ということを考えるとターゲットとしてもそういった層を狙って開発されたのでしょう。
個人的には一口目は普通に美味しいと感じましたが、進めていくうちに甘ったるさが強くなり最後まで飲めませんでした。好き嫌いが分かれると思います。
「檸檬堂」シリーズの最特徴は、丸ごとすりおろしたレモンとお酒をあらかじめ馴染ませるという「前割りレモン製法」を用いている点。
この前割りレモン製法により、レモンとお酒の旨味をより感じられる、奥行きのある味わいに仕上がり、居酒屋などのお店のレモンサワーのように、本格的なレモン感のある味わいに仕上がっています。
最初は1つづつ試飲していこうと考えて鬼レモンから飲み始めましたが、飲んでいるうちに「飲み比べたい願望」がふつふつと沸き立ちこうなりました。
この時点で酔っ払っています。
せっかく並べたので色をみていきますと、鬼レモン(9%)、塩レモン(7%)、はちみつレモン(3%)の順に色が透明です。写真だとはちみつレモンが一番シュワシュワしているように見えますが、それぞれ炭酸が強い・弱いもあるようです。