ブレイヴァル(BRAEVAL)

1970年代にシーグラム配下のシーバス・ブラザーズ社がスペイサイドの山奥に二つの蒸留所を建てた。一つがアルタベーン蒸留所でもう一つがこのブレイヴァル蒸留所。その為、この蒸留所で製造された全てはシーバスリーガルなどのモルト原種として使用されている。その為オフィシャルなシングルモルトは発売されておらず、出回っているものはボトラーズのもののみである。

不景気のあおりを受け、シーグラム社は2001年に酒類事業から撤退。系列の多くの蒸留所はペルノ・リカール社に買収され、ブレイヴァルもその中に含まれている。翌年の2002年には余剰在庫の整理のために一旦操業を休止したが2008年には生産を再開している。

蒸留所のあるチャペルタウンは、宗教弾圧から逃れたカトリック教徒が建設した小さな村で、ブレイとはゲール語で「谷の上部の急斜面の土地」。ブレイヴァルは標高は350メートルの場所にあり、スコットランドではもっとも高いところにある蒸留所としても知られている。そこは人里離れた山奥で、地元の人でも滅多に足を踏み入れないような隠れ里のような静かな谷の奥に蒸留所は建設されている。尚、ブレイヴァルが建設されるまで、もっとも高い蒸留所は標高326メートルのダルウィニーであった。

仕込み水は、プリーニーとケイトの二つの泉。

メモ

所有者 ペルノ・リカール社
設立年 1973年

発酵槽 ステンレス
蒸留器 初×2基 再×2基
仕込水 プリーニーとケイトの二つの泉
ブレンド銘柄 シーバスリーガル、100パイパーズ、パスポート
見学 見学施設無し


ボディは軽めだが芯がしっかりとしていて、フルーツや柑橘系などの風味を感じる。