アルタベーン(ALLT-A-BHAINNE)

蒸留所

アルタベーンの創業は1975年と新しくシーバス・ブラザーズ社によってオープン。
スペイサイドの山奥、人里離れた山奥に建てられており建物のデザインには伝統的なパコダ屋根を用いている。
伝統的風な建物と変わり設備は最新で、マッシュタンもウォッシュバックも近代的なステンレス製で8基保有。
ウォッシュバックは下部が円錐形をした珍しいものとなっている。円錐形にした理由はもろみを回収する際に、こちらの方が効率が良いからという。
蒸留器(ポットスチル)はストレートヘッドとボール型の2タイプがあり、初留、再留釜で合計4基を保有しています。

仕込み水

仕込み水はベンリネス山の中腹から湧き出る13の泉の水を利用。

特徴

年間生産量250万リットルを製造しているが、樽詰めされたモルト原酒はすべてシーバス社の集中熟成庫に運び込まれており、そのほとんどがシーバスリーガルなどのモルト原酒として使われ、シングルモルトとして発売させることは少ない。ごく少量のみが瓶詰め業者のボトルとして流通している。

メモ

所有者 シーバス・ブラザーズ社
設立年 1975年

発酵槽 ステンレス×8基
蒸留器 初×2基 再×2基
仕込水 ベンリネス山中腹の13の泉
ブレンド銘柄 シーバスリーガル等