アバフェルディ(ABERFELDY)

蒸留所

アバフェルディの蒸留所はパースとインバネスを結ぶ幹線道A9号線をピトロッホリーの手前で下りテイ川沿いに西に15キロほど行った位置にある。アバフェルディとはゲール語で「パドックの河口」の意味。
創業は1896年、創業者はジョン・デュワー&サンズ社で同社のブレンデッドウイスキーであるデュワーズのモルト原酒を作るために蒸留所は建てられた。

蒸留器は大型のストレートヘッド型で、初留・再留釜を合わせて4基。発酵槽はオリゴン松で作られた6基。

1998年、バカルディ社に買収された際にもともとあったビジターセンターを改修し、「デュワーズ・ワールド・オブ・ウイスキー」をオープンさせた。
デュワーズ・ワールド・オブ・ウイスキーはアバフェルディ蒸留所に併設されており、ウイスキーの製造行程や歴史などを日本語オーディオガイドで楽しく見学できる。ウイスキー・テイスティングも可能。

仕込み水

仕込み水にはピティリー川から。アバフェルディ設立以前にもこの川の水を使ってモルトウイスキーを作っている蒸留所が有り、その水は大変評判だったと言う。

メモ

所有者 バカルディ社
設立年 1896年

発酵槽 オリゴン松×6基
蒸留器 初×2基 再×2基
仕込水 ピティリー川
ブレンド銘柄 デュワーズ、ブラック&ホワイト